1月17日に思う

奈良県大和郡山市の女性行政書士、いしむらです。

 

今日は1月17日、阪神淡路大震災があった日です。

もう25年にもなるんですね。

 

わたしは大阪市内で被災しました。

 

東京から大阪の支店に異動になって2ヶ月経つか経たないかってくらいでした。

 

東京を出るときに、たくさんの人に「大阪は地震ないから。そこは安心だよねー」みたいなこと言われてたのに、いきなりでした。

 

前日から少々体調が悪く、実は当日は結構な発熱をしてまして。

頭がボーッとした状態の中、あの大震災。

しかも、古い7階建マンションの7階に住んでたので、揺れも半端なく！

「揺れないでー」って言って、泣きながら床をおさえてたww

 

無事だったから今でこそ笑い話だけど、同じ町内で家具の下敷きになったりして確か3人の方が亡くなるくらいの大変な揺れだったんですよね。

 

昨年くらいから、奈良県では多くの公共建物が耐震不足であることが発覚して、あちこちで立入禁止になっています。

あの地震の時は奈良県だってそうとう揺れただろうに。行政はもっと危機感持って防災にあたってほしいと思っています。

 

被災したことでホント大袈裟ではなくて人生観も変わりました。

人間いつ死ぬかわからないって。

だから、今できることは今やろうって。

明日の心配ばっかりしてるよりも、今日をきちんと生きたいって。

 

最近、遺言を書くことを推奨してるのも、たくさんの方に「今」を生きて欲しいから。

自分の過去や未来と向き合ってこその「今」だと思うから。

 

自分の本当に大切なものって何なのかってあらためて考えた25年めの1日でした。

 

石村行政書士事務所

代表　行政書士　いしむらりえこ

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