成人式について

奈良県大和郡山市の女性行政書士、いしむらです。

今年最初の三連休が終わりました。

我が家では第2子である長女の成人式がありました。

 

小さい頃からお金にはシビアに育ったこともあってか、娘の主張は…

 

「成人式に着物はいらない。そんなお金があるならもっと意義のあることに使いたい！」

 

で、結局晴れ着は用意せず…

 

実際、この言葉にはずいぶんホッとさせてもらったものの、この2年ほど、ホントにそれでいいのか？って親としてずいぶん悩みました。

みんな着物で行くっていうから、もう成人式には出ない！と言っていた時期も長くて…

直前になって「やっぱりスーツで成人式に出る！」と言い始めてからは、準備に大慌て😅

とりあえず謝恩会用に用意していたワンピースに、手持ちのジャケットひっかけて、ついでに一眼レフもひっかけて、颯爽と出かけて行きました。

 

式に参加していた女子で洋服だったのは娘だけだった（！）そうで、それでも気後れすることもなく、胸を張って参加してきた娘をホントに誇りに思いました。

ついでに、「会場では1番前に座ったったww」

 

で、娘の参加後の感想は…

「成人式のために何十万円もかけて、苦しかったり痛かったり、動き難かったりする振袖着る意味はない！って心から思った。なんの後悔も未練もない！」

とのこと。参加したからそこまで言い切れたところはあると思う。同調圧力に負けず、よくがんばった！

 

よく考えたら、成人式のためだけには1円の出費もしてないかと。あの人、ホント凄い…

 

とはいえ、今回の事以外にもこれまでの20年の間、みんなと同じようにしてあげられなかった事はたくさんあって、親としてはとても申し訳なく思っています。

 

お金の心配がなければ娘だって晴れ着が着たかっただろうし、当然そうするもんだと思っただろうに。

女子の成人式、晴れ着で出席できる人はやってもらって全然構わないと思うんです。ただ、そうじゃない子達も、胸を張って参加できるような世の中にしたいなぁととても思う1日でした。

 

石村行政書士事務所

代表　行政書士　いしむらりえこ

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